こんにちは、ザビリオです。

SIGMAから、fpの後継機となる「Sigma FP2」が発表されました。発売は2026年11月11日の予定です。

私は今年の夏のボーナスで、ようやく初代のSIGMA fpを買ったばかりです。そんなタイミングでの後継機の発表だったので、嬉しいような、ちょっと悔しいような、なんとも複雑な気持ちになりました。

購入したSIGMA fp

今回は、FP2の発表を見て感じたことを、雑感として書いてみようと思います。

fpを使っている方や、FP2が気になっている方の参考になれば幸いです。

Sigma FP2について

FP2は、初代fpのコンパクトなコンセプトを引き継ぎつつ、中身を大きく作り直したカメラです。

Sigma FP2 ※画像はSIGMA公式サイトより引用

表記も「SIGMA fp」から「Sigma FP2」に変わりました。2025年2月、BFの発表と同じタイミングでSIGMAのブランドデザイン(ロゴ)が新しくなったので、それに合わせた変更なのかなと思います。初代fpの「SIGMA」も、新しい「Sigma」も、どちらもカッコいいですね。

初代fpと並べると、こんな感じです。

Sigma FP2SIGMA fp
発売2026年11月11日(予定)2019年
有効画素数約2,450万画素
(部分積層型)
約2,460万画素
AF位相差+コントラスト
(人物・動物・鳥を認識)
コントラスト
連写(最高)約20コマ/秒約18コマ/秒
背面液晶3.15型・約210万ドット
チルト式(上90°/下45°)
3.15型・約210万ドット
固定式
内蔵メモリー約70GBなし
大きさ112.8×69.9×41.8mm112.6×69.9×45.3mm
重さ
(バッテリー・カード込み)
約460g約422g
価格346,500円(直販価格)発売時 約24万円

※SIGMA公式サイトのFP2発表、デジカメ Watchの発表記事、SIGMA公式サイトのfpの製品ページより引用

並べてみて驚いたのが、チルト液晶が付いたのに、厚みはむしろ薄くなっていることです。45.3mmから41.8mmへ、3.5mmほど薄くなっています。重さは38g増えているものの、「世界最小クラスのフルサイズ」という立ち位置はしっかり守ってくれているようです。

fpの系譜が続いてくれたのが嬉しい

まず何より、後継機が出たこと自体が嬉しかったです。

SIGMA BFが発表されて、そのあとfpが販売終了になったとき、正直なところ「fpの系列はここで終わりなのかな」と思っていました。BFはBFで面白いカメラですが、fpとはまったく違う方向を向いたカメラだったので、fpのような立ち位置のカメラはもう出てこないのかもしれない、と。

なので、FP2の発表を見たときは「続けてくれるんだ」と、素直に嬉しくなりました。

良さそうだと思ったところ

チルト液晶が使いやすそう

初代fpの背面液晶は固定式です。FP2では、これがチルト式になりました。上に90度、下に45度動かせます。

チルト液晶を動かしたFP2 ※画像はSIGMA公式サイトより引用

fpを使っていると、低い位置から撮りたい場面で、地面すれすれに構えて覗き込むような姿勢になることがあります。子どもの目線に合わせて撮るときなどは特にそうで、チルト液晶があれば、そういう場面でかなり助けてくれそうです。

内蔵メモリー70GBが、写真用途ではかなり嬉しい

もう一つ嬉しいと思ったのが、約70GBの内蔵メモリーです。

動画をたくさん撮る方にとっては、70GBはすぐに埋まってしまう容量かもしれません。ですが、写真を撮るだけなら、70GBあればかなりの枚数を撮れます。

SDカードを入れ忘れて出かけてしまったり、撮っている途中でカードがいっぱいになってしまったりしたときでも、本体だけで撮り続けられる。保険としてはこれ以上ない機能だと思います。(カードの入れ忘れは、私もやったことがあります…)

正直な気持ちは、「悔しい」の方が大きい

ここまで良いところを書いてきましたが、私の正直な気持ちとしては、「FP2を買いたかった」というより、「FP2が出たあとの方が、fpの中古が安くなっていたかもしれない」という悔しさの方が大きかったりします。

私がfpを買ったのは今年の夏で、お値段は148,800円でした。後継機が発売されると、型落ちになった前の機種の中古が値下がりするのは、よくある流れです。

一方、FP2の価格は346,500円。私がfpを買った金額の2倍以上で、私のおサイフにはなかなか手が出ない金額です。私のように型落ちや中古を好んで選ぶ人間からすると、FP2そのものよりも、「あと数か月待っていれば、同じfpがもう少し安く買えたかも」という方に気持ちが向いてしまいます。

とはいえ、4年越しで買ったfpです。夏から今まで楽しめた時間の分だと思えば、まあ納得かなと思っています。

NOKTONを付けたSIGMA fp

一緒に発表された「CL」ラインも気になる

FP2と同じ日に、もう一つ気になる発表がありました。Iシリーズに新しく加わる「CL」ラインの第1弾、Sigma 50mm F1.4 CL DG | Contemporary です。

Sigma 50mm F1.4 CL DG | Contemporaryの製品画像 ※画像はSIGMA公式サイトより引用

Leica CLを使っている身としては、名前だけで親近感が湧いてしまいます(笑)

このレンズの面白いところは、描写の考え方です。収差をできるだけ消す方向ではなく、あえて収差をコントロールして、ピント面の柔らかさやなめらかなボケを出すという設計になっているそうです。

私がfpを買ったのは、もともとオールドレンズ遊びがしたかったからです。収差を「味」として残す方向のレンズは、オールドレンズ好きとしてはかなり惹かれるものがあります。それでいてAFが使えて、開放F1.4。フィルター径52mmと、F1.4のレンズとしてはコンパクトなのも嬉しいところです。

Iシリーズは、24mm F2を持っていて気に入っているシリーズでもあるので、なおさら気になっています。

発売は2027年の早春の予定で、価格は現時点では未定です。総金属製の鏡筒に加えて新開発のAF機構とやらで、発売されたらそれなりのお値段になりそうな気はしていますが…。それでも、コンパクトでF1.4の使いやすさと、柔らかな表現は、ぜひ一度使ってみたいと思っています。

※SIGMA公式サイトの50mm F1.4 CL DG発表、デジカメ Watchの発表記事より

まとめ

  • Sigma FP2が発表され、2026年11月11日に発売予定
  • BFの発表とfpの販売終了で、fpの系列は終わりかと思っていたので、後継機が出たのは嬉しい
  • チルト液晶は低い位置から撮るときに使いやすそう。しかも初代より薄くなっている
  • 内蔵メモリー70GBは、写真用途ならカードの入れ忘れや容量不足の保険になってくれる
  • ただ、正直な気持ちは「FP2が欲しい」より「FP2発売後ならfpの中古が安くなったかも」という惜しさの方が大きい(fpは148,800円、FP2は346,500円)
  • 同時に発表されたCLラインの50mm F1.4は、柔らかな描写の考え方がオールドレンズ好きとして気になる

fpを使っている方や、これからfpの中古を狙おうと思っている方の参考になれば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。