Leica D-LUX (Typ109)

ライフステージが変わることで、使うカメラも変わりつつある

こんにちは、ザビリオです。

今回は「ライフステージが変わると使うカメラも変わった」というタイトルでもともとDP Merrillを購入して三脚+Merrillで風景を撮るのが好きだったのですが、最近は写真の楽しみ方と使うカメラの種類が変化しつつある、というお話です。

もともとは三脚を立てて風景写真を撮るのが好きだった

私がカメラ趣味を始めたのが約10年前で、初めて購入したカメラはSIGMAのDP2 Merrillでした。

DP2 Merillについてはこのブログでも以前紹介しましたが、電池のもちの悪さや高感度耐性の低さなどといった非常に扱いづらいというデメリットを我慢すれば、カメラのサイズ感からは想像できないような高画質な写真が撮れるという特徴を持ったカメラでした。

私はこのカメラ1台とミニ三脚を一緒に持って、休日の晩に東京の夜景や旅行先の風景などの写真を撮って回るのが趣味になっていました。写真は和歌山の渓流に入って滝の写真を撮っている時の様子です。

その後はミラーレスを購入してみたり、単焦点のコンデジを増やしてみたりとカメラを増やしていったのですが、「写真を撮りに行く」というときは「ミニ三脚+カメラ1~3台」という持ち物で出掛けて、三脚を据えて夜景や滝のスローシャッターを楽しむというのがメインの楽しみ方でした。

仕事や持ち物に制約があるときにだけコンパクトさ重視のコンデジを使っていた

一方、写真を撮りに出かけるとき以外でも、外食したときのご飯写真などをスマホではなくカメラの画質で残したいと思うようになり、コンパクトで接写ができるカメラをカバンに忍ばせることが多くなりました。

仕事に出掛けるときや持ち物を少なくしたいときなどに、ハードケースに入れてカバンに放り込んでおいて撮りたいタイミングで持ち出す、というのがかなり使いやすく感じていました。

日常生活の中では写真を撮りに行く目的で出掛ける時間よりも仕事やその他の目的で出掛けることのほうが回数・時間とも圧倒的に多いため、写真趣味を楽しむうえでコンデジが長い時間をともにするカメラになりました。

とはいえ、「写真を撮る枚数」という点で考えると、写真を撮るために出掛けたタイミングのほうがシャッターを切る回数としてはかなり多いため、シャッターを切る回数を考えると、「どちらがメインか」と考えると「写真を撮るめのカメラがメイン」と迷いなく答えられる状況でした。

結婚に向けてコンパクトさ重視のコンデジの出番が増えた

ながらくそのような状況だったのですが、最近になって付き合っていた彼女と結婚に向けて準備をしていくこととなり、一人で出掛けて何かをするということが圧倒的に減ってきました。

今考えると、夜に街中で三脚を据えて夜景を撮ってみたり、旅行先で立ち止まって三脚を据えてみたり、なんなら山の中に入っていて滝を撮ったりという行為は、一人だからこそできていたことだったなと思います。

恋人と写真趣味を共有していたり、同棲生活や結婚生活が安定して一人行動の割合が増えてくれば話は別ですが、現状仕事以外の時間ではほぼ常に2人で行動していると、あまり腰を据えて写真を撮る機会が減ることとなりました。

人と行動していると、歩いている途中にパッと立ち止まって写真を撮ったあと、先に進んだ友人をまた追いかけるということが多くなるため、カメラそのものも手軽に扱えるものの方が使いやすいという状況になります。

私の彼女はカメラを趣味にしていないため、出かける時はカメラをカバンの中にしまっておきたい局面が多く、サイズそのものもコンパクトなカメラであって欲しいことから、携行時間・シャッター回数ともにコンデジの出番が圧倒的に多くなりました

写真を取りに行きたいものの状況がまだ落ち着かないため、まだしばらくはコンデジと過ごす時間が長くなるのかな、なんて思っています。

使うのがどんなカメラでも写真を楽しみたい

今回はライフステージの変化で使うカメラの傾向が変化してきたため、その内容について書いてみました。

今の私の感覚では、ざっくりこんなところでしょうか。

画質コンパクトさ取回し
(取り出しやすさ)
一人行動
仕事
人と行動
◎:最重要 / ◯:重要 / △:それほど / ×:重要ではない

重要ではない項目は無いので、あえて×をキャプションに入れています。

こんなにきれいに区分できるものではないのですが、自分の体感的にはライフステージが変化して「人と行動」の回数が増えたことでこの違いを実感したため、表にまとめてみました。

結婚に向けて彼女と過ごす時間が増えてきた中で三脚の出番が減ってコンデジを使う機会が増えてきているのですが、「コンデジだから物足りない」ということはなく、撮るタイミングや撮る対象が変化したな、と思っています。

もちろん出掛けてじっくりと写真を楽しみたいと思わないと言えば嘘になるのですが、そのときに適したカメラを使ってその時に撮れる写真を楽しみたいなと思っています。

雑感に近い内容になりましたが、自分に合うカメラを探している人や環境が変わりつつある方の楽しみ方の参考になっていれば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。