SIGMA dp1 Quattro

dp1 Quattroで可変NDフィルターを使ってみた。思った以上に副作用が大きいかも。

こんにちは、ザビリオです。

今回、タイトルのとおり可変NDフィルターというものを購入してみました。

NDフィルター自体は以前から使っていたのですが、フィルター径が変わるごとに、ND値の異なるフィルターをいくつも購入するのがもったいなく感じての購入です。

結論としては、タイトルのとおり自分の用途ではデメリットが目立ってしまい、使う際には注意が必要そうだなというところです。

今回は試し撮りした写真と共に使った感想を紹介してみようと思います。

可変NDフィルターについて

NDフィルター

NDフィルターは、フィルター部を透過する光の量を減らすことができるフィルターです。

レンズ全部に装着することでセンサーに届く光の量を減光できるため、日中でもシャッタースピードを長くして撮影したいときに用います。

通常はND100といったように固定の値が振られていて、値が大きいものほど強い減光効果が得られるため、その時々でちょうど良い減光量のフィルターを装着して使用することになります。

可変NDフィルター

可変NDフィルターはその名の通り減光量をある程度の範囲内で調整できる機能を持ったもので、外周部についたレバーをスライドさせることで減光量が変化します。

価格は1万円を超えてくるので安くは無いものなのですが、NDフィルターを数種類購入することを考えるとメリットがあります。

ただ、購入するタイミングで店員さんから「広角のレンズでは周辺部に縞模様が発生することがあるので、その点はご承知ください」といわれていたのが少し気になっていました。

dp1 Quattroで試し撮り

写真を撮りに出掛けた際、dp1 Quattroに装着してスローシャッターを試してみました。

dp1 Quattroはレンズの焦点距離が18mmで、35mm判換算で27mm相当の画角になります。

撮れた写真がこちらです。(撮って出しです)

レバーの調整位置までは記録していないのですが、ND値を上げると縞模様が増えていくようです。

3枚目は周辺部とかそういう問題ではなくなってますね…。

どうやらND値を増やすと縞模様が増えることに気付き、縞模様が出ないようにND値を最低限に留めるよう調整しようかと思ったのですが、「調整幅が少ないのならもう固定で良いのでは…?」と気付いてしまい、それ以来使わなくなりました。

他のカメラ・レンズではどうなるか未確認

今回はAPS-Cセンサーを持つdp1 Quattroを用いたので、焦点距離18mmのレンズで画角は27mm相当です。

また、通常のセンサーでは無くFoveonセンサーなので、その影響もあるかもしれません。

風景用のdpで使おうと思って購入したものの相性が悪くて使わなくなったのですが、例えばより望遠側、センサーもベイヤーセンサーに変えてみるともう少し違う結果になる可能性もあるのかな、などと思っていたりはします。

気が向いたら確認してみようかなとは思いつつ、dp1 Quattroには固定フィルターを買ってやる必要があるようです。

まとめ: dp1 Quattroで可変NDフィルターを使うと縞模様がかなり出る

今回は可変NDフィルターを購入し、dp1 Quattroで使ってみました。

購入時に店員さんから警告された縞模様の影響は思った以上に大きく、実用は難しいかなと思っています。

現状、「レンズの焦点距離」「センサーに写る画角」「センサーの種類」「絞り値」など、どの要素の影響が大きいのか確認していないため、活用できる範囲があまりイメージできていない状況です。

また、特徴や使いどころが掴めてきたらアップしようかなと思います。

最期までお読みいただきありがとうございました。