バインダー

システム手帳のバインダーをDavinciのアースレザー30mmリングに変更!気分で変えるのが楽しい

こんにちは、ザビリオです。

先日、システム手帳でバレットジャーナルのページを追加してみたという記事を更新しました。

結果、振り返りのためにある程度の期間のページをバインダーに収納したままにしておこうとするとページ数が増えるため、使用している15mmのリング径ではパンパンになってしまう点が気になっていました。

今回、その部分を解決するために30mmリングのバインダーに変更してみたので、使ってみた感想を書いてみようと思います。

直近で使用していた手帳たち

私はここ5~6年間ほど、PLOTTERのレザーバインダー(11mmリング)やDavinciのオールアース(15mmリング)など、なるべく細身のバインダーを選んで使用してきました。

PLOTTERを使ってバレットジャーナルとして利用

もともとはPLOTTERのバインダーと、PLOTTERから出ている月間ブロック+週間レフトのリフィルを使って予定管理とタスク管理などをしていたのですが、バレットジャーナルの考え方に出会ってからはPLOTTERのバインダーと、同じくPLOTTERから出ているリフィルメモパッドを使ってバレットジャーナルとして使っていました。(※リンクは私が過去に更新していた別ブログです)

このPLOTTER×バレットジャーナルの使用感がすこぶる良かったほか、使えば使うほどエイジングによって激しく変化していくバインダーへの愛着感が強くなっていくことが楽しかったこともあり、仕事でもプライベートでも常にPLOTTERのバインダーを持ち歩くことが習慣化していました。

高田式手帳術を意識した利用

バレットジャーナルを使っていたときに出会ったのが、高田式手帳術です(公式のサイトはこちら)。

かなりざっくり概要を書くと、7つの習慣に沿って、

「”会社員”や”父”など、自分の役割と価値観を把握」→「長期的に到達したい夢やビジョンをまとめる」→「”今年の計画”、”3ヶ月計画”、…、”今日の計画”までブレイクダウンする」→「日々の行動や予定を管理する」

という流れをすべて1冊の手帳にまとめるというものです。

この高田式手帳術を参考にシステム手帳の使い方を一新しようと思い、冒頭で挙げたDavinciのアースレザー30mmリングのバインダーを購入し、一度そちらに移行しました。

一方、その後間もなく転職をすることとなり、まだ仕事をおぼ新しい職場で目立つデカい手帳を持ち歩くのに引け目を感じて、細身の手帳を使いたいという気持ちの上ので制約を課していました。

この制約のため、仕事とプライベートに分けてPLOTTERを2冊使い分けたり、15mmリングのオールアースに仕事とプライベートの両方をギリギリまとめて使ってみたりというのがこれまでの私のバインダー構成でした。

PLOTTER2冊や15mmリングのオールアースを使用していたときの使用感はこちらのブログで記録しています。

2冊にすると、どちらか片方を持っていなかったり嵩張ったりというデメリットが有り、15mmリングにすると、最低限の構成で収容量ギリギリになってしまうというのがデメリットに感じていました。

30mmリングのアースレザーに出戻り

このような変遷を辿っている中、転職先にも顔見知りが増えてきて、ふと突然、「30mmリングのバインダーに戻ってもいいんじゃないか」と思い始めました。

そこで、思いつきで以前購入していた30mmリングのアースレザーにバインダーを戻してみいました。

30mmリングにして良かった点

30mmリングのバインダーに変更すると、やはり今までスリムなバインダーで直面していたデメリットの多くが解決されました。

具体的に良かった点は以下のとおりです。

収容力からくるページのめくりやすさが嬉しい

久しぶりの30mmリングでまず良いと思ったのはページのめくりやすさでした。

これまでは15mmリングのバインダーにギリギリまでリフィルを詰め込んでいたため、パンパンな状態では特に端っこのリフィルになればなるほどページがめくりにくい状態になっていました。

このパンパンな状態というのが結構曲者で、手帳の序盤や終盤に収納しているリフィルを開いてみる機会が激減する原因になっていました

私の場合は価値観や日々のメモが該当していたため、せっかく手帳に挟んで持ち歩いている価値観リフィルを見直す機会がかなり減ってしまっており、1冊の手帳にすべてを収めているというメリットが打ち消されている状態になっていました。

30mmリングに変更すると、これまでと比べて圧倒的に余力が増したため、手帳の最初から最後までストレスなく開いて見直すことができるようになったのが大きなメリットでした。

思いつきで書いたリフィルをとりあえず収納する余力がある

こちらも収容力に由来する特徴ですが、スリムなバインダーを使っていたときは高田式手帳術のコアの部分のリフィルだけでギリギリ担っていたため、これまで思いついた内容や試しに作ってみたリフィルなどを気軽に収容する余力はない状態でした。

試しに収容するためには他のリフィルを減らす必要があったため、気軽に試すということはできず、結果的に何もしないということも多々ありました。

バインダーの余力が増すと、試しに使ってみたいリフィルや思いついたことのメモを暫くの間手帳に収納して使用感を試すということができるため、あれこれ試すスペースが確保されたのが意図せぬメリットでした。

30mmリングにして良くなかった点

次に、30mmリングに変更して良くなかった点を挙げてみたいと思います。

正直、良くない点はサイズ感から来る一点です。

オフの日の持ち歩きが圧倒的に不便

良くない点はこの一言に尽きると思います。

PLOTTERや15mmリングの手帳では、割とコンパクトなボディバッグに手帳と財布・カメラを放り込んで割と軽快に出かけることができていました

15mmリングのオールアースであれば、カメラと財布を収納したうえでギリギリこのボディバッグに収まっていたのですが、30mmリングとなるとこのバッグに収めるには箸にも棒にもかかりません

そのため、休日にも手帳を手元においておこうとする場合、私の場合はA5手帳と財布に加え、更にカメラも収納できるカバンを休日に持ち歩く形になるため、もはや仕事のときに使うようなサイズのカバンを使用することになってしまっています。

手帳を諦めれば一気に荷物を身軽にすることができるため、最近はメインの手帳の持ち運びを諦めてM5手帳とカメラ、財布をULYSSESのボルセッタに収納して出歩くことも増えてきています

カメラをぶら下げていますが、ボルセッタ(カバン)の中にカメラと財布、M5手帳が収まります

このデメリットを解消して、オンの日もオフの日もメインの手帳を気持ちよく使うためには、休日用のカバンを見直す必要があるのかな、という所で頭を悩ませています。

メリット・デメリットがあるので、気分で変えると良さそう

良い点・悪い点を書き下してみましたが、結果的にスリムな手帳と大きな手帳は携行性と収容力という点でメリット・デメリットが逆転するように感じています。

そのため、「自分にとってこれが最適」という選択肢が見つけられれば一番楽なのだと思うのですが、私のように優柔不断な人間は、そのタイミングで大事にしたい要素は何かという点を踏まえ、気分に応じて大きなバインダーと小さなバインダーを使い分ければよいのかな、と感じているのが現状です。

あれこれ手帳のバインダーを入れ替える「手帳ジプシー」なる言葉があったりしますが、私の場合はPLOTTERや30mmのアースレザーなど、自分の気に入ったスリムなバインダーと大きなバインダーを両方保有しておいたうえで、その時の気分に合うバインダーに着せ替えながら楽しんでいこうかな、と思っています。

まとめ

最後にまとめです。

これまで、私はでかい手帳を同僚に見られるのが恥ずかしい気がしていたため、スリムな手帳をメインに使っていましたが、思い立って30mmリングのバインダーを持ち出して使い始めてみました。

30mmリングにするとスリムなバインダーを使っていた時に感じていたデメリットが解消され、”ページのめくりやすさ”や”思いついたことを書き溜めたり試したりするスペースを確保できる点”で利便性が向上しましたが、一方で携行性は極端に悪くなり、これまでの休日用ボディバッグでは明らかに容量不足に陥りました。

休日もこの手帳を持ち歩くにはあたらしいカバンを買う必要があるのかな、という点で悶々としているところです。

携行性と収容力のどちらを大事に感じるかはその時の気分によって決まる気がしているので、PLOTTERなどのスリムなバインダーと今回持ち出したアースレザーのような大きなバインダーのどちらも保有しておいたうえで、気分に応じて着せ替えて楽しむのが良さそうだな、と思っています。

私と同じように手帳のバインダー選びで迷っている方の参考になれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。