バインダー

自分がトラベラーズノートを使う場合のセットアップについて考えてみる

こんにちは、ザビリオです。

最近、トラベラーズノートのことをSNSで検索したところAIにしっかりと捕捉されてしまい、SNSでトラベラーズノートの写真が流れてくる機会が増えるようになりました。

画像を見ているとトラベラーズノートのレギュラーサイズが格好いいなと思ってしまい、気になっています。

一方、私はかつてトラベラーズノートを購入してサブ手帳として使ったところ、2冊使いをうまく機能させきれず、結果的にトラベラーズノートは使用しなくなってしまったという過去があります。

使わなくなってしまったトラベラーズノート

そこで、今回は現在の私の手帳の使い方をトラベラーズノート上で実行しようとした場合に、実行しうるのかどうかについて考えてみようと思います。

現在の私の手帳の構成について

現在の私の手帳の構成は、以下の記事で触れたGTDの高度分類をカバーできるように意識して構成しています。

GTDの高度分類は、表にすると以下のように0m〜5,000mで表され、高い高度の視点ほど俯瞰的になり、低い高度の視点ほど日々の行動に寄った内容になっています。

項目高度概要
目的/価値観5,000 m自分や組織の存在意義は何か
構想(ビジョン)4,000 m長期的な成功のイメージはどうであるか
目標/ゴール3,000 m何を達成したいか
注意を向けるべき分野2,000 m維持していかなければならないことは何か
プロジェクト1,000 m何を終わらせなければいけないか
次に取るべき行動0 m必要な行動はなにか

これに対応してリフィルを入れていくのですが、市販リフィルだけではなかなか対応しづらく、カレンダー以外のリフィルはプリンタで印刷して自作しています。

それもあって自作するリフィルを扱いやすいというのが大事な条件になるのですが、A5サイズの手帳が用紙のサイズ的にもリフィルの印刷をしやすく、現在はA5サイズの手帳ばかり使用しています。

システム手帳の中には、各高度に対応して以下のようなリフィルを収納しています。

高度機能リフィル
5,000 m・やりたいことリスト
・価値観の明確化
・A4用紙
・A5リフィル
4,000 m・ビジョン・A4用紙
3,000 m・カレンダー
・年間計画表
・四半期計画表
・月次目標
・市販カレンダー
・A4用紙
・A4用紙
・A5リフィル
2,000 m・やらないことリスト
・自己資源棚卸しリスト
・A5リフィル
・A5リフィル
1,000 m・トピックごとのタスク管理・A5リフィル
0 m・デイリーリフィル・A5リフィル

トラベラーズノートで使うことを考える

A4を三つ折りする煩わしさ

現在の用途ではA4用紙とA5リフィルを使って印刷するものが多いため、トラベラーズノートに移行すると印刷ものが使いづらくなるのでメイン手帳としては活用しづらいかも、と思っていました。

A4サイズを三つ折りすれば収納できるのがレギュラーサイズのメリットですが、手で三つ折りをするのは少し手間だと感じていました。

トラベラーズノートの内側:A4サイズを3つ折りすると収納できるサイズ

この、手で三つ折りするのが面倒だという点がネックとなって、トラベラーズノートをメインの手帳にすることは難しいなと感じていました。

トラベラーズカンパニーの三つ折りクリアホルダー

ところが、久しぶりにトラベラーズノート関連の商品を見ていると、新しい商品が発売されていました。

トラベラーズノート リフィル 三つ折りクリアホルダー 3冊パック レギュラーサイズ 14403006
created by Rinker

三つ折りホルダーという商品だそうです。

A4用紙がピッタリは入るサイズのクリアホルダーなのですが、元から三つ折りの折り目がついているため、中にA4用紙を入れてから折り目に沿って畳むと、A4用紙がちょうど良い三つ折りに曲がってくれるというものです。もちろんクリアホルダーなので、その状態のまま収納まで可能です。

A4用紙をクリアファイルに入れて、

クリアファイルにあらかじめついている折り目に沿って曲げるだけです。

※後で再掲しますが、この中にA4用紙が7枚入っています

これなら三つ折りすることさえ煩わしく感じる自分でも扱える気がすると思って、試しに必要なリフィル類が収まるかどうか試してみることにしました。

実際に必要となりそうなボリュームを収納してみる

手帳の引越しに必要なボリューム

まずは自分が仮にトラベラーズノートで今の手帳の環境を再現しようとした時に、リフィル類が収まり切るかどうかを考えてみました。

A5リフィルに印刷していたものは全てA4用紙に印刷することを前提として、トラベラーズカンパニーのカレンダーリフィルとノートリフィルを使って、どこにどの機能を収めることができるか考えてみると、以下の対応で役割を持たせられそうだなと思いました。

3列目までが先に載せた現在の手帳のリフィル構成で、 4列目がそれをトラベラーズノートで再現しようとした場合に使うことになるであろうリフィルです。

高度機能リフィルトラベラーズノート
5,000 m・やりたいことリスト
・価値観の明確化
・A4用紙
・A5リフィル
・A4用紙
・A4用紙
4,000 m・ビジョン・A4用紙・A4用紙
3,000 m・カレンダー
・年間計画表
・四半期計画表
・月次目標
・市販カレンダー
・A4用紙
・A4用紙
・A5リフィル
・カレンダーリフィル
・A4用紙
・A4用紙
・A4用紙
2,000 m・やらないことリスト
・自己資源棚卸しリスト
・A5リフィル
・A5リフィル
・A4用紙
・A4用紙
1,000 m・トピックごとのタスク管理・A5リフィル・ノートリフィル
0 m・デイリーリフィル・A5リフィル・ノートリフィル

「A4用紙」と書いたものは、A4用紙1枚に1つの機能を印刷してしまうことを想定して、カレンダーリフィル1冊ノートリフィルは2項目の機能を1冊にまとめて書き込むとして考えると、

  • A4用紙7枚
  • カレンダーリフィル1冊
  • ノートリフィル1冊

を収納できれば、今のシステム手帳で扱っている内容の引越しはできそうだな、と思いました。(内容のスリム化は必要になりそうですが…)

実際に収納してみる

先に挙げたボリュームのリフィルを実際に手元にあるトラベラーズノートに収納してみることにしました。

写真だけ先に載せたとおり、A4用紙7枚は1冊の三つ折りクリアファイルに挟んでみたところ、問題なく折り曲げることができました

実際に取りまわすことを考えると三つ折りクリアファイルは2個あっても良いかもしれませんが、一旦はA4用紙関連はこれに収める想定をしてみます。

中身のボリューム確認のためだけにカレンダーリフィルを購入するのは気が引けたため、ダミーとしてノートリフィル2冊を挟むことで内容量を再現することにします。

これに、もともと収納していたクラフトファイルと布ファイルも挟んでみました。(この2つがないと、実際に使う手帳としては不便そうなので…)

三つ折りクリアファイルは、ゴムに引っ掛けると取り回しが大変そうな気がするため、クラフトファイルのポケットに挟み込んでいます。

ここまでの収容物を全て収納して手帳を閉じたところ、ざっくりこんなボリューム感になりました。

思ったより厚いですが、A5サイズの30mmリングを持ち歩いている状況を考えると十分コンパクトな気がします。

上の写真だけでは厚みがわかりにくいので、別角度からも。

俄然アリな気がします。

このサイズ感のトラベラーズノートに自分が使いたい機能を収容出ているという状態を見ると、実際に使ってみたいという欲求が沸々と湧いてくるようになりました。

職場で使う勇気はまだ出ないけど、移行できそうなことは確認できた

今回は自分がA5サイズの手帳で使っている機能を整理して、トラベラーズノート上で再現しようとした場合にどのようなリフィル構成になるかをイメージして、実際にトラベラーズノートに同等のボリュームを挟み込んでみました。

結果的にはそんなに分厚くなりすぎることもなく、自分が使っている機能を挟み込むことができそうなので、個人的には実用に足りそうなイメージが湧いてきています。

一方、現状のA5手帳ではプライベートと仕事の両方のリフィルを挟んでいますが、仕事のメモなどはこの縦長のリフィルでは使いづらそうなので、仕事用のノートは別に用意するなどして内容の分離は必要になりそうかなと思っています。

ただ、そうすると2冊使いの構成になってしまうため、また使いこなせなくなる可能性もあるかと思っています。(※2冊使いとは言っても、前回トラベラーズノートをサブで使っていた時とは用途が異なるので、うまくいく可能性も十分あります)

加えて、プライベートな情報のうち仕事で使うもの(カレンダーなど)についても、この手帳を机の上で開きっぱなしにしているとちょっと目立ってしまうかもしれない気もしていて、実際に職場に持ち込んで使うイメージはまだできていない状況です。

違う雰囲気の部署に異動した後や、今のA5手帳から大きく気分転換してみたくなった時など、手帳を変えてみようと気が向いたタイミングでの1つの選択肢として、トラベラーズノートも移行先の候補にしたいなと思いました。

私と同じくトラベラーズノートの使い方を考えている方の参考になれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。